ゴヤールのサンルイは、ルイ・ヴィトン ネヴァーフルを彷彿とさせる人気のトートバッグです。

キャンバス地でありながらPMサイズが30万円を超える定価で、今年2月にも約10%の値上げがありました。
この定価の高騰に伴い、中古市場での相場も高騰しており、二次流通でも非常に人気の高いモデルです。
しかし、その人気ゆえに「基準外品」、つまり偽物が多く出回っています。
安く仕入れるチャンスがあっても、偽物を掴まないよう細心の注意が必要です。
偽物を見抜く! 真贋鑑定の重要ポイント
購入後に後悔しないためにも、以下のポイントに注目して真贋鑑定を行いましょう。
✅ ヘリンボーン柄の仕様
最も分かりやすい特徴は、バッグ表面にデザインされているヘリンボーン柄です。
正規品: 白い点の数が、3段目は9・11・9で構成されています。
基準外品: 10・10・10や10・11・10など、箇所によって構成が異なったり、点数が不揃いだったりします。また、正規品も手書きですが、基準外品は点の形状が丸すぎたり、重なっていたりと、非常に雑な作りになっています。

✅ ポーチや金具のロゴ刻印
ポーチの内側にあるロゴ刻印: 「R」や「I」の字体が潰れていたり、正規品とは明らかに異なっていたりする場合があります。
金具のロゴ刻印: こちらも字体に違和感があり、全体的に品質に難がある仕様が見受けられます。

今回ご紹介した基準外品は、ヘリンボーン柄だけで真贋鑑定が可能なほど、低品質なものでした。
これらのポイントを参考に、しっかりと見極めてください。