サブマリーナはこれまでに幾度もモデルチェンジを果たしてきたモデルですが、デザイン性やコンセプトは初代モデルから殆ど変わっていません。
114060と124060に関しても大きな見た目の変化は見受けられず、ぱっと見た感じはどちらも同じ時計に見えるのではないでしょうか。
しかし、細部までよく確認すると大きな違いがあることに気づきます。
一見瓜二つに思える114060と124060ですが、実は多くの変更点が存在します。
1989年に発売された14060から、14060M、そして114060まで約40年にわたり40mmケースを採用していました。
しかし、124060これまでの歴史を大きく変える41mmケースを採用しています。
ラグ幅が約1mm細くなっており、リューズガードも弧をより強調としたデザインとなっています。
ラグのシャープ化は近年のロレックスのトレンドともいえディープシーが116660から126660に進化した時も同様の変更が行われております。
デザインが変更されたことに伴い、フラッシュフィットとブレスレット、それに合わせてコマの幅の変更も行われ、旧型114060よりも幅が1mm広くなりました。
注意点ですが、124060を手にするにあたり、旧モデルのコマと互換性がなくなったことを覚えておく必要があります。
新型124060は旧型114060よりもコマが1つ少ない設計となっています。
【Ref.124060】
12時側 外せないコマ4つ、外せるコマ(大コマ2、小コマ1)
6時側 外せないコマ3つ、外せるコマ(大コマ2、小コマ0)
【Ref.114060】
12時側 外せないコマ3つ、外せるコマ(大コマ4、小コマ1)
6時側 外せないコマ3つ、外せるコマ(大コマ2、小コマ0)
ロレックスの文字盤は年式によって様々な違いがありますが、旧型はシンプルな「SWISS MADE」表記ですが、新型はSWISSとMADEの間に王冠マークが配されています。
124060はこれまでのドットインデックスよりも若干フチが太いデザインとなっており、クッキリとして輪郭を持つようになりました。
114060に搭載されるムーブメントは完全自社製ムーブメントCal.3130でした。
対して、新型124060には「新世代ムーブメント」と称される Cal.3230が搭載されています。
ブルーパラクロム・ヘアスプリングによる高耐磁性、日差-2 ~+2 秒の優れた精度、そして約70時間のロングパワーリザーブを誇るロレックスの新たなるスタンダードです。
時分秒、ハック機能
クロノメーター認定(2000年~2007年までのモデル除く)
パワーリザーブ約48時間
28,800振動/時
製造年:2000年~
時分秒、ハック機能
クロノメーター認定
パワーリザーブ約70時間
28,800振動/時
製造年:2020年~
参考になれば幸いです。
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