こんにちは!今回はルイ・ヴィトンのループについてお話させていただきます。
「実家の整理をしていたらヴィトンのバッグが出てきたんですけど、本物かどうか見てもらえますか?」
こういうご相談、本当に多いんです。今日は先日お預かりした一点を例に、私たちが実際にチェックしているポイントをお話ししようと思います。専門用語はできるだけ使わずに、写真を見ながら一緒に確認していきましょう。

ヴィトンのバッグには、金具の丸いリベット(鋲)部分に「LOUIS VUITTON」の刻印が入っています。ここ、実は一番わかりやすいチェックポイントなんです。
本物の刻印は、専用の精密な型でプレスされているので、
という特徴があります。
今回お預かりした品は、文字の彫りが浅くて字体も少し歪んでいました。穴の位置も中心からズレています。これは量産型の粗いプレスでよく見られる特徴で、正直この時点で「あ、これは…」と感じてしまいます。

もうひとつ、意外と見落とされがちなのがステッチ(縫い目)です。本物のヴィトンは非常に精度の高い機械で縫製されているため、ステッチの間隔がミリ単位で均一に揃い、縫い目の角度もまっすぐ一定です。
今回の品は、よく見るとステッチがところどころ斜めに傾いていたり、間隔にムラがありました。1箇所だけならただの個体差かもしれませんが、複数箇所にわたって不揃いだと、手作業や精度の低い機械で縫われた可能性が高くなります。刻印と合わせてチェックすると、より確信が持てるポイントです。

ハンドルの付け根などにある金属パーツにも、LVのロゴが刻まれていることがあります。本物は角がシャープに立っていて、鏡面仕上げとの境目もくっきりしているのですが、コピー品はこの彫りが甘く、輪郭がぼんやりしていることが多いです。
「ピカピカしているから本物っぽい」と思われがちなんですが、光沢と精度は別の話。ここは要注意です。

タンレザー(ヌメ革)の色味にも注目してください。本革は毛穴や繊維のムラが自然に出るものなんですが、コピー品では色が均一すぎることがあります。これは合成皮革やコーティング革でよく見られる特徴で、触った質感だけでなく、写真でもある程度判断できます。
2022年春夏コレクションで登場して以来、アイコンバッグとして絶大な人気を誇るハーフムーン(半月型)シェイプのショルダーバッグです。コンパクトながら存在感があり、シックなモノグラム・キャンバスにナチュラルレザーのトリミングが品のあるアクセントを添えています。
スタイル: ハーフムーン(半月型)フォルムのショルダーバッグ
素材: モノグラム・キャンバス×ヌメ革
サイズ: 幅 23 x 高さ 13 x マチ 6 cm
特徴・機能性:
取り外し可能なゴールドカラーのチェーンストラップと、調節・取り外し可能なレザーストラップの2本が付属
ハンドバッグ、ショルダーバッグ、クロスボディ(斜め掛け)の3WAYで使用可能
フロントには使い勝手の良いファスナー式ポケットを配置
トレンド感溢れる三日月シルエットと、シーンや装いに合わせて自在に持ち方を変えられる実用性を兼ね備えた、洗練された逸品です。

※今回ご紹介させていただいた画像は基準外品のものとなります。
近年、さらにコピー品・偽物が多く出回っています。私たちが買取時にこうしたチェックを丁寧に行うのは、お客様に正しい価値をお伝えするためです。「なんとなく高そうだから」で判断せず、金具の刻印、革の質感、ステッチの均一さなど、細部までしっかり見せていただければと思います。
気になるものがあれば、どうぞお気軽にお持ちください。ルーペを片手に、一緒に確認しましょう。