今回ご紹介するのは、一見して分かりやすい基準外品です。
少し慣れてきたときほど見落としがちになるので、初心を大切に真贋鑑定を行ってください。

エピラインは独特のレザーテクスチャーと堅牢な作りで人気が高く、中古市場でも高値で取引されているため、基準外品も多く出回っています。

「これは明らかに基準外品だろう」と思って油断していると、落とし穴がありますので気をつけましょう！

慣れてきた時こそ、基本に立ち返った丁寧なチェックが重要です。

🚨真贋鑑定の重要ポイント🚨

✅内側のロゴと製造刻印をチェック
正規品の内側刻印は、文字の深さ・間隔・フォントすべてが完璧に統一されています。

この商品を見てみると、明らかに字体が違いますね。正規品とはまったく似ている部分がありません。

また、金色の色味字体も正規品は落ち着いた色味ですが、こちらは安っぽい輝くような色味です。

✅ホックの凸金具の形状が不正確
このポイントはルイ・ヴィトンのホックの金具の基本中の基本です。

こちらは丸みを帯びていますが、基準外品の特徴です。正規品はキノコのような形状になっています。

✅ホックの凹金具内の棒とOマークの位置ずれ
これは見落としやすいポイントです！正規品では、凹金具の中央にある棒が「LOUIS VUITTON」の「O」の文字と完璧に中心で合っています。

しかし基準外品では、この棒の位置が「O」の中心からズレており、よく見ると明らかに違和感があります。

📢まとめ📢
油断は禁物！
特にホック部分の細かな仕上がりの差は、慣れた方ほど見逃しがちなポイントです。基本的なチェック項目を一つ一つ丁寧に確認しましょう。