フリマアプリなどで人気のコーチのシグネチャー柄ショルダーバッグ。
単品では3,000円程度で取引される低単価商品ですが、古物市場では「まとめ売り」や「山」としてよく見かけることがあります。
しかし、このようなまとめ商材にこそ、「基準外品」が紛れ込んでいる可能性があるので注意が必要です。
低単価商品だからといって真贋鑑定を怠ると、思わぬ損失につながることも。
市場によってはまとめ商材は返品不可の場合もあるため、仕入れの際は十分な注意が必要です。
🚨偽物を見抜く!真贋鑑定の重要ポイント
購入後に後悔しないためにも、以下のポイントに注目して真贋鑑定を行いましょう。
✅シグネチャー柄の不一致
バッグの表地をよく見ると、生地の継ぎ目部分でシグネチャー柄の向きが合っていないことがあります。
ハイブランド品は、生地が合わさる部分の柄も自然に見えるように調整されています。
このような不格好な仕上がりは、基準外品の特徴の一つです。
✅内側タグの字体と縫製
特に注目すべきは、内側タグの品質です。
✅字体
不自然なフォントや、印刷の粗さがないか確認しましょう。
✅縫製
まるで素人が縫ったかのような、非常に粗悪な縫製が特徴です。
正規品のコーチ製品で、このような雑な仕上がりはありえません。
この一点を見るだけでも、基準外品と判断できるほど品質の差が顕著です。
その他のチェックポイント
上記の他に、以下のような点も基準外品の特徴として挙げられます。
素材全体の硬さ: 本物と比べて、素材が不自然に硬く感じる場合があります。
内側素材の違い: 正規品とは異なる素材が内側に使われていることがあります。
全体的に見て、正規品とはかけ離れた低品質な場合は、基準外品の可能性が高いです。
コーチ製品は基準外品が多く出回っているため、一点一点しっかりと真贋鑑定を行うことが非常に重要です。