今回はルイ・ヴィトンの定番商品、モノグラム アクセサリーポーチの基準外品です。

ルイ・ヴィトンのポーチといえばコレっていうくらい大定番のポーチ。
作りがシンプルでパーツ数も少なく、縫製箇所も少ないので、悩まれたりするかもしれません。

こちらはモノグラムの素材は違和感はなかったのですが、モノグラム柄の位置がおかしいので詳しく見ていきます。

真贋鑑定ポイントは⏬

✅モノグラム柄の配置
正面下部と底面のつなぎ目の柄が大きくズレています。
少しはズレている物もあるかもしれませんが、ここまで大きくズレる事はないです。

✅ファスナーとファスナープル
ファスナーの形状が異なり、プルもぼってりとしています。
LVロゴの左側にも謎の線上の跡があります。

✅ロゴの字体
ヌメ革の黒人の字体を見ると、バランスが悪いです。
特に分かりやすいのはPARISの字体でしょうか。
縫製も糸の長さがバラバラで汚いです。

✅内装と製造番号の有無
あるはずの製造番号がどこにも見当たりません。

マチ部分の仕上げが正規品と異なります。
糸も出っぱなしだったり、とにかく汚いです。

ご自身で修理されたかのような素人仕上げ感がありますが、このように内装が雑なのも基準外品の特徴です。

このように一見すると正規品のように見えますが、外装の細かい部分や内装を見ると、正規品と異なる部分が多数ありました。