今回は一昔前に大流行した、クロエのハンドバッグ パディントンです。
ここ最近は古物市場でも滅多に見かける事がなくなりましたが、バレンシアガのシティとかと同じく、めちゃくちゃ流行ったバッグです。

このバッグは見た目は可愛いんですけど、アイコンでもある南京錠がとにかく重いんですよね。
でも南京錠がなかったらパディントンとは言えませんし、定番にはならなかった理由がわかります。

さて、そんなクロエのパディントンにも基準外品があります。
こちらはブランド真贋鑑定の初級編です。

真贋鑑定ポイントは⏬

✅南京錠がプラスネジになっている

一番重要な南京錠が一目で分かる基準外ポイントです。
海外ハイブランドでプラスネジを使用する事はありませんので、見落とさないように気をつけてください。

✅ショルダーのつくりと革の品質

全体的に革の品質が悪く、ショルダーの作りが雑なので伸びてしまっていました。
また、使用している金具の色もパーツごとに色味が違っていたのもポイントです。

✅鍵のパーツのバリと刻印

このような小さなパーツの金具は真贋鑑定ポイントのひとつです。
先端部分のバリ処理がされていませんし、ロゴの彫りも粗いのが分かります。

今回の商材は南京錠のプラスネジで瞬時に基準外と分かりますが、南京錠がない状態でも基準外品と判別できるよう気をつけてくださいね。