ディオールの中でも象徴的な素材として人気のトロッター柄ですが、現在も偽物がかなり多く国内に流入してしまっています。
この記事では偽物の見分け方と見るべきポイントをまとめています。
・トロッター柄のマークが不揃い
・金具刻印の潰れ、堀りがあまい
・型押し刻印の不揃い、CDの大きさが異なる
・縫製の粗さ、全体的に雑な造り
・中生地が正規品と違う
・ファスナーの出来の悪さ
簡単にまとめるとこのようになります。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
まずは、トロッター柄についてです。本物のトロッター柄は、ディオールのロゴを織り込んだキャンバス素材で作られています。
柄の一貫性や色合いに注意することで、偽物を見抜くことができます。また、ディオールのロゴがはっきりと見えることもポイントです。
次に、金具です。本物のトロッター柄バッグの金具は、高品質でしっかりとした作りになっています。
偽物の金具は、安っぽい素材や粗悪な加工が目立つことがあります。いかにもメッキという黄色味の強い金色の金具には注意しましょう。
また、刻印が歪んでいる金具は偽物の可能性が高いです。
刻印されたロゴも見逃せません。本物のトロッター柄バッグには、ディオールのロゴやシリアルナンバーなどが刻印されています。
偽物の刻印は、字体や位置が微妙に違うことが多いです。また、アルファベットが崩れていたり、つぶれて見づらくなっているものもあります。細かな部分まで注意深く確認しましょう。
ストラップも重要なポイントです。本物のトロッター柄バッグのストラップは、しっかりとした作りで安定感があります。一方、偽物のストラップは、縫製が雑であったり、素材が薄くて安っぽいことがあります。また、ここでも刻印されたロゴの入り方や書体にも注目しましょう。
付属品も参考になります。本物のトロッター柄バッグには、専用の保存袋や認証カードが付属しています。偽物の場合、これらの付属品がなかったり、粗悪な作りだったりすることがあります。確認する際には、よく目を凝らしてください。
最後に、ステッチにも注目しましょう。本物のトロッター柄バッグのステッチは、きれいで一定の間隔で縫われています。一方、偽物のステッチは、乱雑で不均等なことが多いです。特に、縫い目の終わりや始まりにズレや途切れがある場合は、偽物の可能性が高いです。
最後に、価格にも気を付けましょう。ディオールのトロッター柄バッグは、高級ブランドの一つであり、その価値に見合った価格が設定されています。もし安価な値段で販売されている場合は、十分に疑ってください。安いからといって本物ではないとは言いませんが、価格が魅力的すぎる場合は偽物の可能性が高いです。
トロッター柄、金具、刻印、ストラップ、付属品、ステッチ、価格など、様々なポイントを確認することで、本物と偽物を見分けることができます。ただし、細かな部分まで注意を払う必要があります。
また、価格だけで判断するのは危険ですので、他のポイントと合わせて判断することをおすすめします。安心してディオールのトロッター柄バッグを手に入れるために、ぜひ弊社の勉強会にもご参加ください。
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