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2022.02.08

【画像あり】偽物の見分け方 ヴァージル・アブロー モノグラム・ソーラーレイ ミニソフトトランク【ルイ・ヴィトン】

カリスマデザイナー ヴァージル・アブローが手掛けたルイ・ヴィトンの名作も残念ながら成功案コピー品が出回っています。今回は見分け方とポイントをお伝えします

かなり精巧に作られた基準外品

モノグラムラインのソーラレイ ミニ ソフトトランクのコピー品です。

全体的にカッチリとした作りで、遠目に見るとルイ・ヴィトンの製品に見えるかもしれません。

縫製も全体的に細やかで、使っている素材の質感も画像では判別が難しいほどです。

特徴的なモノグラムのエンボス加工もかなり精巧にコピーされています。

なぜこの技術を正しい方向に使えないのか、とても残念です。

柄の入り方もずれてはおらず、分かりづらくなっています。

ファスナーと平行に入っている縫い目もしっかりとした作り。

縫い目の幅も均一になっている場所が多いです。

もちろん本物のルイ・ヴィトン製品には及びませんが、経験の浅い買取スタッフなら見抜けないでしょう。

金具のロゴもきれいに刻印されていました。

文字のゆがみなどもなく、書体やフチまでの距離も自然に見えます。

見分けるポイント:シリアルナンバー

まずはここを見れば一目瞭然です。

中のタブが非常に安っぽい作りになっています。

ルイ・ヴィトンの製品もこの部分のレザーは切りっぱなしで、処理されていないことがありますが、ここまでペラペラの革ではありません。

裏から見るとさらにわかりやすいですね。

ルイ・ヴィトンの製品はこんな雑な作りになっている場所はありません。

RFID(ICチップ)で商品管理する流れになっているので、今後はこういったタグもなくなっていくと考えられます。

見分けるポイント:縫い目

ぱっと見てわかるほど、返し縫いされています。

本物ならここまでがっつり二重になっている縫い目はありません。

見分けるポイント:フォルム

金具が止められた箇所が歪んでしまっています。

こういった全体のフォルムのゆがみも大きなポイントです。

使用によって形が崩れることもありますが、本物は直角に近いフォルムです。

見分けるポイント:縫い目2

端に向かって、幅が狭くなっている箇所がありました。

左側の縫い目との幅が違ってしまっていますね。

ルイ・ヴィトンの職人が作ったものにこういった縫い目はありません。

見分けるポイント:金具のゆがみ

金具が変形してしまっています。

左右を見比べるとよくわかりますね。

遠目に精巧な偽物と思えても、やはり細部を見ると一目瞭然なのです。

お気を付けください。

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