グッチの中でも特に人気のあるGGキャンバスは、残念ながら非常に多くの偽物が出回っています。
バッグの中にレザーが使用されているものは、比較的見分けるのが簡単です。
創業者であるグッチオ・グッチは、皮革製品に並々ならぬ熱意を持っていました。
職人が仕上げたレザーは高級感のあるものばかりで、偽物に使用されているような安っぽさは見受けられません。
これは本物のグッチの製品を使っていれば、すぐに違和感を感じとることができる部分だと思います。
金具がやけにギラギラしているのも怪しいですが、縫製も重要なポイントです。
本物のグッチの製品を縫っているのは熟練の職人ですから、画像のようなズレは生じないのです。
遠目に見るとグッチの製品に見えるものでも、縫製を見ればすぐにわかります。
本物は硬いレザーであっても、精緻に縫い込まれているのです。
また、ステッチに使用されている糸自体がまず本物とは違っています。
左右を見比べても縫われている箇所にズレがあり、雑な仕上げになってしまっています。
こういったことは世界で流通している一流ブランドでは、まずありえません。
次にファスナーとタブの部分。
使用されているファスナーが違っています。
さらに、ロゴの部分はUの左右の太さが違うのは本物と同じですが、フォントが微妙に違っています。
どんなブランドでもロゴのデザインにはこだわっているものです。
画像ではロゴの部分に縫い目が重なってしまっています。
大切な想いの詰まったロゴをこのように扱うブランドはありません。
本物のブランド製品は非常に細かいところまで行き届いた作りになっています。
※ただし、グッチはたまにロゴが少しだけ歪んでいるものがあります。
素人目に見てもあれ?おかしいな、と思う部分があったら、疑ってかかった方がよいでしょう。
買取やオークションでも見かけることがありますので、出回っている量は非常に多いのが現実です。
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