今回は、タグ・ホイヤーのメンズウォッチの基準外品です。
これから時計の買取や仕入れをスタートしたい方に見ていただきたい、難易度の少し高い商材です。
昨日はフェンディのバッグで「細かい部分をチェックする」と書きましたが、時計こそルーペで見ないと気付けないような細かい部分の確認が必要になります。
真贋鑑定ポイントは⏬
✅インデックスの滲み
ルーペで見るとハッキリと分かるのですが、9や12の数字の縁が滲んでいるのが分かります。
日付表示の数字も滲んでいましたが、数字やポイントのインクが滲んでいるのは基準外品の特徴です。
肉眼では分かりづらいので、ルーペを使って見てください。
✅コマのマイナスビス
こちらはルーペを使うと非常に分かりやすい点だと思います。
マイナスネジの溝が歪んでいたり、明らかに細かったりと均一性がありません。
社外ベルトならまだしもタグ・ホイヤー純正のベルトで、これほど品質が悪いネジは使いません。
コマ調整の際に歪んだりする場合もありますが、そういった形跡もありません。
このように肉眼では気付けないような細かいディティールに正規品との差が出てきます。
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