2020年以降、米国での金価格は1トロイオンスあたり1600ドルから2040ドルの範囲で推移しています。これはグラムあたりで言うところの7400~9400円ほどに相当します。
このピークを超えると金価格は大幅に上昇する見通しもありますが、超えなければ金価格は1800ドル以下まで下落するのではないか、という予想もあります。
金は希少性があり、インフレに強い資産といえますが、需要が変動すれば市場も変動していきます。
現在の状況から金には強い下支えがあり、金利の低下や量的緩和の可能性も指摘されています。
また、暗号資産が注目される中でも金は堅調な需要を維持しつつあるのも大きな特徴と言えるでしょう。
金は現時点では唯一、有事の際のも貨幣として使用される資産といえます。
そういった需要が金の価格を下支えしている以上、大幅な下落はないだろうというのが大方の見方になります。
残念ながら、2024年以降も地政学的な不安定さは増していくのではないかと考えており、皮肉にもその不安定さこそが金価格を支える要因になっています。
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