エメラルドにはカラット数やカラーの他に、インクルージョンやキズの入り方、加工やデザイン性、産出国によって査定額が変わってきます。弊社の査定時の基準についてまとめました
一番わかりやすいのがカラット数で、単純にこちらの数値が高ければ高いほど希少性は増します。
その分買取価格にも反映されやすく、指標としては一番ご理解いただきやすいものです。
エメラルドのカラーは色が濃く、内部に目立つインクルージョンがないものが高値となります。
ザンビア産のエメラルドは色むらが少なく、一般的に好まれやすいですが、透明度や彩度の関係からコロンビア産のエメラルドも査定額が高くなります。
発色が良く、照りの良いものが市場でも好まれる傾向にありますね。
エメラルドはカラーストーンには珍しく、産出国が後からでも調べやすい宝石です。
それぞれの産出国によって特徴があり、コロンビア産のエメラルドが人気です。
同じように見えても、採掘された地域によって価格は大きく変わってくるのです。
その名の通り、エメラルドカットが施されたものは価値が高いとされます。
マーキスカット、オーバルカットもよく見られ、こちらも査定時に価格が付きやすいものです。
基本的にドーム状になったカボションカットは安価と考えてよいでしょう。
エンハンスメント処理がどのように施されたか、も大きなポイントです。
本来は宝石の美しさを引き出すために用いられ、宝石業界でも一般的に行われる処理として認識されています。
含浸処理が強くほどこされたものは安価になる傾向があります。
宝石の査定や鑑別についても勉強会を行っておりますので、お気軽にお問合せください。
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