2019年にバーキンに外縫いモデルが誕生したのですが、まだまだ流通量が少なく、お目にかかることが少ないお品です。
下の画像は左が外縫いになっています。
全体のフォルムが直線的なのが特徴ですね。
底面も角が際立っているというか、ほぼ直角に近くなっています。
内縫いの柔らかい雰囲気とはまた違っていて、そこがまたいいと評判ですね。
当店でもバーキン セリエについてのお問合せは、多数いただいております。
従来のバーキンは内縫いですが、また違った雰囲気とフォルムを持つお品です。
外縫いとは、バッグの正面・背面・側面・底の四方向を外側から縫い合わせている縫製方法を言います。
エルメスならではの完璧な仕事が際立つ、精緻なステッチが特徴的。
印象としてはフォーマルになりますが、ケリーに比べるともう少し普段使いしやすい形になっています。
バーキン セリエは2019年に登場したばかりなので、まだ流通量が少なく、希少価値が高くなっています。
定価で、直営店から購入するのはほぼ無理です。
ただでさえ手に入れにくいバーキンなので、外縫いはまだ見たことがない、という方も多いのではないでしょうか。
長年バーキンを見てきた人間にとっては、ちょっと違和感のあるお品でした。
外縫いはもともとはケリーバッグに用いられていた縫製技法ですから、どうも馴染まない気がしたんですよね。
今となっては見慣れましたが…縫い目が内か外かでずいぶん印象が変わってくるものです。
どちらかというとカッチリとした、硬めの印象となっています。
ビジネスシーンやフォーマルなら、内縫いの丸さが際立つフォルムより、外縫いのバーキンの方がピッタリですね。
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