リシュモングループを主軸に全38ブランドが参加して本日7日から13日まで開催されるオンラインデジタルイベント、ウォッチイズ&ワンダーズ ジュネーヴ2021にて新作モデルが公開されました。
今回発表されたメンズラインは、今年50周年を迎えたエクスプローラー II と、もうひとつ候補とされていたエクスプローラー I が揃ってフルモデルチェンジ 。
他にもデイトナとデイトジャストに新文字盤が登場し、ステンレスモデルのGMTマスター II にオイスターブレスが復活やスカイドゥエラーにはジュビリーブレス仕様が新たに追加されました。
見た目はほとんど変わらないものの、ケースサイズが39mmから36mmにダウンサイズされ
ました。
昨年新作発表でサブマリーナが大型化していたため、よもやサイズダウンしてくれるとは思いませんでした。
さらに驚くべきは、まさかのコンビモデル(ロレックスではイエローロレゾール)が新たなラインナップに加わった事ではないでしょうか。
搭載する自動巻きムーヴメントは、予想どおり2020年に発表されサブマリーナーのノンデイトタイプに採用された約70時間パワーリザーブのCal.3230です。
また、文字盤には近年の新作モデルに使用されている6時位置の「SWISS」と「MADE」の間にロレックス王冠を配するディテールを採用したほか、中央下に記されていた「EXPLORER」の文字が12時位置の王冠や「ROLEX」の下にデザインされました。
定価はステンレススティールモデルで676,500円(先代214270から若干下がっている)
なお、ロレゾールのエクスプローラーは1,142,900円、いずれも税込です。
もっとも、ロレックスの定価はあってないようなもの。
実勢相場は年を経るごとに上昇しており、現在、214270は中古であっても120万円前後、年式の古い、マイナーチェンジ前の個体であったとしても100万円前後です。
そして新作が36mmサイズとなると、先々代114270,さらに前の14270の相場動向も気になるところです。
エクスプローラー II は、今年がちょうど誕生から50年という節目の年を迎え、発表前から新作モデルの登場が噂されていました。
ただ、多少はデザイン的な変化を期待したのだが、(ラグ幅・ブレスレット幅が若干ながら再設計されているようです)
白文字盤についてはほとんど変化が見られず、一方の黒文字盤タイプについても、オレンジの24時間針中央が黒いペイント(文字盤の黒に溶け込むファントム効果と呼ばれる仕様)の2色使いだったのに対して、新作はすべてオレンジカラーに仕様変更され、より目立つよう強調されたぐらいで、事実上は大きな変化は無しでした。
搭載する自動巻きムーヴメントは、GMTマスター II と同じ約70時間パワーリザーブのCal.3285。価格は各89万8700円です。
GMTマスターII (126710BLNR/126710BLRO )オイスターブレス
ムーブメントも同様にCal.3285搭載。
定価は998,800円、ジュビリーブレスレットタイプは1,020,800円ですので、若干お安くなりました。
搭載するムーブメントは長年デイトナで活躍してきた自社製クロノグラフCal.4130です。
定価は
YG 116508:4,339,500円
ERG・WG 116505または116509:4,627,700円
YG×オイスターフレックス 116518LN:3,473,800円
ERG・WG×オイスターフレックス 116515LNまたは116519LN:3,606,900円
いずれも税込です。
デイトナ、デイトジャスト、GMTマスターII、そしてチェリーニのムーンフェイズに…ロレックスはしばしばメテオライトを文字盤装飾として採用します。
2021年新作として、5列ジュビリーブレスレットモデルがコンビに追加され、ムーブメントやスペックは既存モデルと変わらず、リファレンスもそのままとなります。
価格はデイトジャスト同様、オイスターブレスレット搭載機に比べて若干お高めです。
SS×ホワイトゴールド(ベゼル)のRef.326934は1,586,200円、SS×イエローゴールドの326933は1,930,500円に設定されました。
デイトジャスト36(126234,126200,126233等)
36mmサイズに、4種類の新ダイアルのバリエーションが追加されました。
参考になれば幸いです。
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