さまざまな見分け方がありますが、主要なものを取り上げていきます
手に取って冷たく感じるかどうかです、冷たい方が水晶です。
ガラスは一度温かくなると冷めにく水晶は熱を素早く逃がす性質があります。
ガラス玉(プラスチックなど樹脂も)より水晶の方が硬く、指で摘むと硬さの違いがわかります。
また、ガラスと水晶ではモース硬度に明らかな差がありますのでナイフの刃などで傷をつけてみる事でも簡単に判別ができます。
ガラスは、モース硬度4ですので傷がつきます。
水晶は、モース硬度7ですのでナイフで傷をつける事ができません。
当然ですが、水晶の方が重いです。
玉を持ち上げた瞬間、軽い印象があれば水晶ではありません。
水晶を通して細い線を見るとある一定の角度で二重に見えます。
髪の毛等を透かしながら水晶を廻してください。
どこかで二重線になるはずです。
ガラスではこのような現象はおこりません。
例外としては、丸く磨いたものでなければ判別できません。
カットしてあったり金属枠にはめられているものはわかりません。
水晶かガラスかの判別はできるけれど、天然水晶か合成水晶かの区別はできない(合成水晶は結晶しているので水晶と同じように見える)
ある程度の大きさがないと判別が難しく、一般的に直径3センチ以上を必要とされます。
「気泡」があります。
これは、チェリー・クォーツのように天然水晶を模したガラスに有効ですが、この気泡はルーペサイズであるうえ、慣れがないと見つけるのが難しいと思われます。
水晶の方がガラスよりも熱伝導が良いため、氷が早く溶けます。
亀裂などが一切ない大きな水晶というのは、天然ではまずないと言われている。
水晶は結晶していますが、ガラスは結晶していません。
使い方は省略しますが一番確実なのは偏光板です。
最後に、天然水晶には蛍光性はありません。
よく中国で販売されている水晶の保証書に「蛍光性を認める」と記載されている事がありますが、全てガラス玉です。
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