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2019.06.12

はがきや偽札、骨董品の見分け方について

はがきや偽札について

最近は、「スキャナー」や「プリンター」など、家庭でも簡単にコピー・複製することが可能になり、安易に紙幣やはがき、金券類をコピーしてしまう不届き者もいるようです。

兵庫県や大阪府の金券ショップで偽造されたはがきが大量に持ち込まれて換金される事件があり、大阪・兵庫の両府県警は今月12日、偽造はがきの換金の一部に関わったとして、郵便法違反(切手類偽造)と詐欺の疑いで、大阪府内の印刷会社に勤める50代の男=兵庫県伊丹市=を逮捕した。捜査関係者が明らかにした。
捜査関係者によると、偽造されていたのは日本郵便が郵便法に基づいて発行する通常はがき(1枚62円)。男の逮捕容疑は2018年11月中旬、大阪府池田市内の金券ショップで、偽造はがき五百数十枚の買い取りを依頼し、現金約2万5千円をだまし取ったというものです。

※引用終わり

また偽札の見分け方も参考にしてみて下さい。

骨董品などでも、本物を見る目がないとニセモノを買う羽目になります。そもそも「本物」をよく知らないと、「ニセモノ」かどうか分からないのです。

まずは、本物のお札=真券をよく知るようにしましょう。「透かし」や「ホログラム」を、角度を変えてよく見てみます。
お札の中心部分にある「透かし」は、人物の髪の毛やひげ、しわの一本一本まで細かい線がはっきりと見えます。また、お札の右側の人物の左肩あたり(正面から見て右側)には、1万円札には3本、5千円札には2本、千円札には1本、それぞれ縦にラインが入っていることが、お札を透かして見るとよく見えるはずです

1万円札と5千円札のそれぞれ表の左下にある「ホログラム」は、角度を変えると3種類のマークが浮かびます。また、紙幣の表、左右の上角にある「10000」「5000」「2000」「1000」の数字の部分を触ってみると、わずかな凸があるのがわかります。

さらに、各お札の左右下角には、1万円札には「L(右は逆L)」、5千円札には「大きな●が一つ」、2千円札には「小さな●が縦に3つ」、千円札には「―(横棒)」のマークがあります。これは、目の不自由な人向けのマークですが、これらも指で触ってみると、凸になっており、他の平らな部分とは明らかに違うことがすぐにわかるはずです。

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