2000年秋に発表され、レアな商品で需要はあまりございませんが、お買取でちょくちょく見かけることがあります。
ハラコなどの起毛素材のメンテナンスも含めてご説明させていただきます。
野生的の意味で、2000年のAWに誕生したこのラインは、当時ルイヴィトンのアーティスティックディレクターを担当していたマークジェイコブが生み出したものです。
バッグのラインナップは、ライオン(Lionne)N92131、ガゼル(Gazelle)N92130、タイガー(Tiger)N92132、インパラ(Impala)N92133と4種のアフリカ動物の名前が付けられています。
牛の胎児の皮を取って素材としたものを指します。
「まだ出産されていない仔牛」という意味で、アーボンカーフと呼ばれています。
ハラコ素材は、超高級素材のため、ハラコ素材と販売されていても、ポニーと呼ばれる馬革であることもしばしばあります。
ダミエソバージュには、タイガー以外のバッグにはゴールドキューブが付いています。
※ お買取の際には禿げて虫喰いがないか、色焼けがないかしっかり確認してください。
ハラコやベロアは起毛している素材のため、ブラッシングで毛並みを整えることがポイントになります。
表面のホコリや汚れをブラシで落とします。
市販の起毛素材向けのブラシでブラッシングしてください。
その際1つの方向に撫でるようにブラッシングすることがブラッシングのコツです。
ブラッシングした後は、スエードやベロアなどの毛皮専用のスプレー(コロニル バリオスプレー)を吹きかけましょう。
色落ちなどしないか、目立たないところで一度試してから吹きかけるのがコツです。
容器をよく振り噴射口を平行にし、約20cm離して(30cm四方に4秒くらいを目安に)スプレーしてください。
乾いた後、ブラッシングして毛並みを整えてください。
ハラコ・ファー素材にフッ化炭素樹脂が防水効果を与えます。
ホコリや汚れの付着を防ぎトリートメントのようなもので艶を出したり手触りなど美しく仕上げたりすることができます。
このようにお手入れすることにより、長く持たせることが出来ます。
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