エルメス・バーキンの仕様変更ついて
内側ポケットの素材
◆ 旧・スエード素材の内ポケット
◆ 新・ヤギ側素材の内ポケット
2010年頃の製造から、ポケット内部の素材がスエードからヤギ革に変更されている商品があります。
刻印の位置
エルメスの刻印は、製造された年などを表します。
2016年以前は、ベルトの裏側に刻印がされていて、それ以降は商品の内側に刻印されています。
◆ 旧・ベルト裏側の刻印
◆ 新・商品内側の刻印
ベルト金具のブランド刻印
3年程前からバッグ正面のベルト金具に刻印されている「HERMES PARIS」の横に「-」が入っています。
しっかり見ないと気付かないポイントですが、内側の刻印を見なければ製造年が分からなかったバーキンにおいては、唯一、外見上から見分けれるポイントです。
◆ 新・「HERMES PARIS」の横に「-」が入っている金具
◆ 旧・「-」が入っていない金具
カデナに革が巻かれている
こちらにおいては、バッグ本体と同色の革が巻かれている場合があります。
また、巻かれている商品は、以下の特徴があります。
◆ 白、薄いベージュなどの淡色
◆ クロコダイルなどの爬虫類素材
どちらも、共通していることは、とても”デリケート”な色や素材です。
カデナは、前面の丸い金具に通すことで、両サイドのベルトを固定することが出来るのですが、その際にバッグ本体と接触することで、バッグ本体に傷がついてしまう可能性があり、それを防ぐ為に、カデナに革が巻かれていると言われています。
できるだけ長くキレイに使えるように配慮した、エルメスならではの特徴ですね。
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