フランクミュラーの独自機能について

立体的な曲線の「トノーケース」と美しく描かれた「ビザン数字」がフランク・ミュラーの代名詞ですが、間違いなく時計史に残る、もう一つの特徴の独自機能について紹介します。

時針が連続的に回らないというクレイジーアワーズ。

12時間かけて徐々に1時~12時を巡る時針と60分で一周する分針があることが絶対ではない事を示したのです。

誰しもが時計の時刻表示は1時~12時まで連続的に1周すると考えていたはずです。

最大の特徴は、1~12までのインデックスがバラバラに設置されている事です。

通常はインデックスの12の左右は、左が11で右が1ですがクレイジーアワーズのインデックスは、8の左右が3と1で、2は6時位置にあります。

一部例外モデルが存在します。

時刻が1時だった場合、次の2時の時刻を示すためには、時針を4つ飛ばしで動かなければなりません。

つまり、クレイジーアワーズは時針を4つ飛ばしでジャンプさせる時計なのです。

この機構は過去に存在したジャンピングアワーを応用しています。

複雑な構造に素晴らしいデザインの衝撃作です。

その他の特殊機能

ヴェガス 1999年に誕生
クラウンにプッシュボタンを配し、押すことで時分針と同軸にセッティングされたルーレット針が回転し、ボタンを離すと止まります。

その名の通り「ラスベガス」のカジノからインスパイアされた遊び心満載の特殊機能。

マスターバンカー1996年発表
ひと目で違う国の時間がわかる時計で、今までありそうで無かったGMT機能を持った時計「3か国の時間が瞬時にわかる」特殊機能。

シークレットアワーズ2009年 発表
この時計 普段は秒針しか動きません。
9時位置のプッシャーを押すと、時分針がサーっと動いて正しい時間が表示されます。
時には、時間を忘れることの大切さを提案してくれるお洒落な特殊機能。

ダブルミステリー2005年に発表
針がないのが特徴、通常の針を使わずに、2枚のディスクを動かす事で短針と長針で時刻を表示します。

ダブルフェイス・クロノグラフ1992年に発表
普通の表側は「時、分、秒、クロノグラフ積算計(30分計、12時間計)」、そして裏側は「パルスメーター、テレメーター、タキメーター」の計測面の特殊機能。

参考になれば幸いです。